空欄
ポルタルバの入口 リストランテに掛けていた絵

プルチネッラのことを教えてくれた天地りつ子さんが、もうひとつナポリに着いたらトラットリア「ポルタルバ」(PORT'ALBA)にいったらいいよということで、その場所があるダンテ広場にやってきた。それはダンテ広場の左端の小道を入ったところにある2階建てのどちらかというと小じんまりとした魚料理が自慢のお店。門構えが狭いので見落としてしまうことがありますが、是非1度立ち寄って下さい。必ずうなずける味を出してくれますよ。

 
ダンテ広場 ダンテ広場のダンテ像

ピッツァマルゲリータ スパゲッティボンゴレ
 

ポルタルバの給仕のおじさん(60才前後で、愛嬌があってよく動く)が私達をみて、ツーリストならピザやパスタをすすめた方が良いだろうといろんな種類をあげてきたのだけど、メニューにあった魚介類のアンチパストと野菜のマリネをとりあえずたのみました。それは大きなムール貝やイカ、タコ、エビ、アサリ、などがたくさん盛りつけられていて、すごく美味しかった。それからスズキのグリルを注文したのですが、大きなスズキを給仕のおじさんがさばいてくれたので食べ易かったうえ、あまりの美味しさにほくそ笑んでしまいました。(実は給仕のおじさんやアンチパスト、魚料理などをiPhoneで撮っておいたんだけど、何かの拍子で紛失。ドジそのもの)その後ピザ(写真はスモールサイズ)やパスタを食べましたが、いうまでもなくうまかった。

ドイツ人の家族 子供たち
 

お店に来ていたお客さんを盗み撮り。左側はドイツ人の家族で、すごく楽しそうだった。右側のボク達は私の背中側にいたのですが、いつも視線を感じていたので、振り向いてみるとこちらの方をジッとみつめていました。そしてこのポルタルバの美味しさにひかれて、数日後にこのお店にやってきたところ、給仕のおじさんが手を拡げて大喜び、またうまいものをごちそうになりました。1階に魚介類が並べられているので、チョイスするといいみたいです。
このポルタルバがあるダンテ広場からカポディモンテ宮殿に向かうバスがあったので、それに乗って美術館を目指しました。


ホテルの窓から見たベスビオ
 
ホテルブリタニークの前 ホテルブリタニークの建物
 
ホテルブリタニークの内部 ホテルブリタニークのダイニング
ホテルブリタニークの内部 ホテルブリタニークのダイニング
 

ナポリで泊まったホテルブリタニーク(Britannique Hotel)はベスビオ火山とナポリ湾を望めるロケーションの良いホテルです。現在はどうかわかりませんが、このホテルはイギリス系のようで、隣は高級ホテルとして有名なパーカーズ(右側の白い建物)です。
ブリタニークは全体的に昔からの格式が残っていて、スタッフも制服を身につけているので感じがいい。それでも往年のような隆盛は望めないのでしょうか、どこかくだけた雰囲気も漂っています。
朝食は種類が豊富で質の良いブッフェスタイルで、美味しさはいうまでもありませんし、給仕の人達も感じがいい。

 
ナポリの街中
 

ブリタニークの前の道を横切ると、海岸に向けてつづら折りのような秘密めいた細い階段が続きます。そこを抜けるとショッピング街の通りになっていて、写真にあるようにいまでは閉鎖されてしまった映画館がさびしそうに佇んでいます。

卵城
子供たちと舟
 

そのまま歩をすすめること10分位でサンタルチアの海岸通りに出ます。サンタルチアは何か名物があるのかも知れませんが、特にこれといった感慨を受けませんでした。取りあえず近くにある卵城には登ってみましたが、愛想もないカモメが逃げもせずこちらを見つめていました。ヨットハーバーが見渡せるこのお城の頂上は広々として気持ちの良い所でした。

少年、月夜、犬
 

サンタルチアの海岸べりでは、水遊びをしている子供達や、釣りを楽しんでいるおじさん達を見かけました。月夜の写真はブリタニークの部屋から撮ったもので、空の色が日本とは、少し違うように感じた。犬はサンタルチアのどこで撮ったのか思い出せませんが、この倦怠感がたまりません。

プルチネッラサンカルロ劇場ボルゲーゼ美術館|ポルタルバ|カポディモンテ美術館

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