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グリマルディ城からの眺め グリマルディ城からの眺め
グリマルディ城美術館の内部
 
 

ロザリオ礼拝堂を見るためヴァンスにとどまっていた時、カーニュ・シュル・メールにルノアール美術館があることを思い出し、バスに乗って向かいましたが、現地の人にたずねても判らないだとか、もう半年も前に閉館しているという返事しかもらえません。たずねあぐねた時に、ある親切な女性がルノアール(Pierre-Auguste Renoir)の絵画は山の上にあるグリマルディ城の美術館(Chateau-Musee Grimaldi)に移ったとおしえてくれたので、早速行ってみることにしました。ところで、どのバスに乗れば良いか途方にくれていた時、スペインから移住してきたという女性が、ここで44番のバスを待っていなさいと、言ってくれ、仕方なく10分程待っているとバンのようなバスがやってきたので、くだんの女性に礼を言いつつバスに乗り(無料)、目指すグリマルディ城に10分程で着きましたが、昼休みの為、お茶を飲みながら待つことにしました。美術館には、古くから伝わる道具や美術品の展示、ルノアールの絵画、そしてフランスの有名な女性歌手スージー・ソリドール(Suzy Solidor)を有名画家が描いた肖像画が展示されています。ルノアールに限って言えば、彼のアトリエを再現したり、晩年、手の具合が悪くなった頃のビデオを流していたり、普段見られない作品をみつける事が出来ました。また、美人歌手のスージー・ソリドールを描いた作品が数十点あり、特にマリー・ローラサン、藤田嗣治、タマラ・ド・レンピッカ(Tamara de Lempicka)の肖像画が良かったように思いました。 (写真上はグリマルディ城から麓をのぞんだ所で、地中海がどうにか判別できます。下はスージーの肖像画です)

 
     
 
グリマルディ城内 グリマルディ城内
グリマルディ城内 グリマルディ城内
グリマルディ城内 グリマルディ城内
グリマルディ城内 グリマルディ城内
 
 

グリマルディ城内は、本当に静かな時が流れているスポットで、景色もよく、住人のすまいの佇まいも昔風のつくりで好感がもてます。

 
     
 
カーニュ・シュル・メールのバス停で カーニュ・シュル・メールの街中
 
 

グリマルディ城にどう行けばいいのかわからない時、バスを教えてくれたスペインの女性。何度もこの場所でじっと待っていなさいと教えてくれた。また右の写真はカーニュ・シュル・メールのバスターミナルのようなところで、ヴァンス、サンポール・ド・ヴァンス、鉄道のカーニュ・シュル・メール駅、ニースに向かう拠点のようです。

 
 

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